こども美術教室 がじゅく 用賀スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年6月6日水曜日

6/6(水)の授業報告

午前中に「いろはがじゅく」があり、片付けをしながら、さて、今日もみんなに会えるな〜とワクワクしながら授業準備をするのであります。

いつも前置き脱線文章のアキヒロ先生にしては、単刀直入な始まりですね。


さてさて、本日の課題は、幼児クラス、少年クラス共に「パテでもりもり絵画」でした。

ペインティングナイフといって、絵の具を画面につけるための道具を使い、絵の具(色をつけたパテ)で絵を描いていきます。

絵の具を使う際は、いつも筆を使いますが今回は、ペインティングナイフ。


慣れない道具に最初は苦戦していましたが、そんなアキヒロ先生の心配をよそに、みんな楽しそうに使っていました。


ものすごい真剣に制作をしています。

この画面に入り込んでいくような集中力は、さすがですね。

しかしながら、集中力の継続時間はまだまだ短い。

でも、無理強いして継続させることは、あまり意味が無い様に思います。

楽しいからこそ、物事を吸収し発展応用させていく。

「学び」の姿勢の出発点となる、この「楽しさ」

深い学びの重要な要素だと思います。


と、なんだか小難しいこと考えながら授業が進行していきます。




完成した作品は、とっても素晴らしい!
上から撮影しているので、凹凸(マチエール)がわかりにくいかな?


角度を変えて撮影してみました。
パテが盛られているのが、おわかりでしょうか。

ひっかいて線を引いていますね。
工夫を凝らして、描いていますね。



こちらは、花を描いた作品です。


花単体ではなく、背景も感じさせる作品となりました。
こちらも、角度を変えて撮影してみました。


細かな部分まで、丁寧に描かれていますね。




さて、本日少年クラスに新しい塾生が入ってきました!!

嬉しいでうね〜

スタジオの説明などもしながらのスタート。

はじめは緊張した感じでしたが、徐々にその緊張も解けていった様に思います。

少年クラスでもペインティングナイフに苦戦しながらも、どんどん色のついたパテを練り上げて制作していきます。


水を加える量で、パテのかたさは変わります。
画面に置いた時の表面の状態や、ペインティングナイフで伸ばした時の質感も変わります。





出来上がった作品です。

「亀と星」

なんだか、絵本のタイトルみたい。

ちなみに、アキヒロ先生が勝手み命名しました。


左の亀は、甲羅の文様をペインティングナイフで引っ掻いて表現しています。

こちらは「夕日」
水平線に大きな太陽が沈んでいく。
太陽と夕焼け空の部分のパテは、水の量が異なり、出来上がった質感も違いますね。



こちらは、掃除の後に時間があったので水差しをデッサン。

まだまだ形もゆるく、形態も弱いですが、生き生きした描写がいいですね。

こういった魅力を表現できるからこそ、絵や工作という表現手段は直接力がありいいと思います。


こちらは、アキヒロ先生が描いてみました。


パテを平らに塗ったり、ちょっと凸凹に塗ったり。

色も明るい、暗いを使いなから明暗を作ってみました。


90分の授業ですが、毎回のように発見や感動がある授業は楽しいですね〜



担当した先生は、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)