こども美術教室 がじゅく 用賀スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年3月15日木曜日

3/15(木)の授業報告

今日の木曜幼児クラスはレギュラーの生徒さんに加え振替の生徒さんも来てくれました。そして今日はなんと先生も2人。ゆうの先生が来てくれました~^^

机をいっこ片づけて、いつもより広いスタジオ。まんなかの机には赤いお花が咲いています。

ベゴニア。かわいらしくてキレイですね。
そしてお花のまわりには見覚えのある絵の具やスタジオの道具が・・・。
今日は「静物を描く」課題です。いつもとちがってイーゼルを使って描くんですよ。
まるでほんとうの絵描きさんみたい?^^イーゼルを使うときはどんな風にすわって描くのかな?
おへそはどちらを向いているかな?おめめはどこを見てるかな?
本物をよく見て描くのってむずかしいけど、とてもがんばって描いてくれました。

本物が目の前にあるからこそ、みんなの小さなキラキラの目にはそれがどんな風に映るのか。みんなの表現は、先生にとってもすごく新鮮で、いっぱいの驚きとヒントを与えてくれます。

こちらが今日の作品です。

この絵の作者の生徒さんらしい、さわやかな雰囲気です。モチーフの位置や背の高さがよく合っていて、本物をよく見ているんだと分かります。


こちらはクレヨンで花もそのまわりもとてもしっかり描いてくれました。今日のモチーフの雰囲気が伝わってきます。

もう1人振替の生徒さんは、ゆうの先生に教わりながら「セロハンテープの工作」をはじめました!
ちひろ先生が作った紙のおにんぎょうを見本にしながら、今日はまず画用紙に絵の具でいろんな色や模様をぬります。そのあとでハサミでちょきちょきして、セロハンテープでくっつけながらいろんな形にしていくのですが・・・なんだか切ってしまうのがもったいないような楽しい紙がたくさん出来ました!


少年クラスはあたらしく「コンパスで描く」の課題を始めました。
厚紙に何個も穴をあけて、がびょうでとめると手作りコンパスの出来上がりです。
さっそく紙のうえでクルクルくるくる。色鉛筆をぐるりとめぐらせ、たくさんの円がつぎつぎに出来上がりました。絵の具で塗ると、なんだかフシギな抽象画みたいになりましたね^^



いままで用賀木曜クラスを担当していたももこ先生は、4月から小山スタジオにいってしまうので、とてもさびしいのですが木曜クラスのみんなとはもうすぐおわかれです;;
幼児クラスの隔週の生徒さんとは今日がさいごでしたが、授業のおわりになんと生徒さんからとってもキレイな花束をいただきました!うれしくて感激で、ちょっぴり泣きそうでした。
小さな小さなアーティストさん。先生はこれからも作品をたのしみにしているよ!


担当したのはゆうの先生とももこ先生でした。(記:ももこ先生)



2012年3月14日水曜日

3/14(水)の授業報告

晴れていましたが、寒い1日でした。
それに、風邪が強かったです。

さて、本日の水曜幼児クラスは「セロテープと紙の工作」
また、体験のおともだちも来てくれて、にぎやかな授業となりました。

それに今日がじゅくの授業に初めてだった、三村のぞみ先生がアシスタントで入ってくれました。これからよろしくお願いいたします!


「セロテープと紙の工作」は、白いままの紙と色をつけた紙から作りました。
もちろん、色は自分でつけました。


白のクレヨンで、車を描きその上に絵の具をのせました。
クレヨンが絵の具をはじいて、形が浮き出てきます。

色も響き合いがキレイですね。


彼は色作りに時間を割き、じっくりと色とにらめっこしながら出来た色をのせてくれました。渋い色合いがなかなかいいですね。


さてここで、課題前のドローイングをご紹介しようと思います。

授業の始めに「ドローイング」を行います。
プールに入る前、かけっこする前、準備運動しますよね。

絵でも準備運動するんですよ。

大きな紙に、身体を大きく動かすことで図形や線を描いていきます。
絵は、運動に近いところがあるんですよ。

互いに、身体を使った表現ですからね。


さてさて、今日は「丸」を描いていきました。
もう少し説明を加えると「丸のみ」を描いていきました。

丸を何個も描くことで、重なりから違う形が生み出される。
それを見つけていくといった「ドローイング」でした。



大きく入っきた四角と丸、元気いっぱいに画面に広がっています。
丸がいつの間にか顔になっているところがお茶目ですね。


大きな丸に小さな丸、その間には新しい形が見て取れます。
さて、いくつ発見できたかな???


オフセットされた構図。
なんとも絵心を感じます。
丸は中心が空白になります。自然とそこに反応して、こういった構成になったのでしょうね。


大きな丸の間に、小さなまるがきれいに入ってきています。
きちっと形をおさめていくこともしながら、時折はみ出す形があったりと面白いですね。



こちらは、体験のお友達のドローイング。
たくさんの丸が画面に楽しそうに広がっています。
小さな所、大きな所と描き方も面白いですね。


そして、こちらは生徒さんが工作の材料として家から持ってきてくれたものです。

こうやって、がじゅく以外の場所でも「絵」や「工作」のことを考えてくれていること自体、本当にうれしいです!!
もう、はりきっちゃいます!僕!!

今度、工作の課題の時にこれを使ってすてきな作品をつくろうね!!



担当した先生は、アキヒロ先生と三村のぞみ先生。(記:アキヒロ先生)

2012年3月13日火曜日

3/13(火)の授業報告


春はまだかなぁ~。
いいお天気なのに寒いですね‥。もう少し辛抱ですかね(^_^;)
投稿遅れてすみません・・火曜日の授業報告です。

今日の幼児クラスはみんなにも身近なセロテープを使って工作をしました。
まずは紙に色をつけてオリジナルの色紙を作って、それをチョキチョキ切ったりテープで止めたり、思い思いに工作していきました。
テープは手軽にすぐくっつくので、どんどん作れましたね。
来るっと丸めてくっつけると、フワッと立体的に。こうくっつけたらこんな形になる。と、こうやって少しづつ、構造を試して、覚えていくのです。
こちらはお菓子を作ってくれました。
ふわっと丸い中にクリームが入ってそうでおいしそうだなぁ(´¬`)
こちらはサメです。とってもステキな模様ですね。
しっぽは出し入れできるのです☆
どんどんひたすらつなげていって、ながーぃ鎖ができました。おうちに帰ってもっと長くするそう。
自分でつけたいろもよい雰囲気が出てますね。
「先生、もっと薄い紙のほうがり作りやすい・・。」と。
するどいです。作るものによって、適した紙の厚さがあることにだんだん気づいてきました!!

先生も小さい頃よくテープでくっつけて、いろんなものを作ったなぁ。
でもみんなのはきれいに色もつけられていて、もっと素敵でしたよ(^_^)

少年クラスは先週に引き続き、静物デッサンをしました。
先週描いたデッサンをチェックして、着彩に入りました。やや、いつもは机の上で描いているけど、イーゼルに立てて描くと絵の具が垂れてきちゃう・・・!色がなかなかにない・・どうしたらこの色になるんだ。と苦戦しながらも少しずつ工夫しながら進めましたね。

今日から始めた生徒さんたち、初めてのモチーフデッサン、イーゼル、鉛筆の持ち方もいつもと違うし・・。難しい・・。かけない・・。と、よくわからないながらも時々ちょっと寄り道しながらも、少しずつ少しずつ自分なりに描いていきました。
こんなふうに描くんだなぁと今日はその経験が大切。徐々に描き方を憶えていきましょう~。

今日はかほ先生が登場しました。ニコニコ優しく一緒に作って教えてくれますよ。わからないときはばんばん聞いちゃおう~。

来週の火曜日(3/20)は祝日のためお休みです。再来週またみんなに会えるのを待ってますよ~。

担当したのは、かほ先生とちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)

2012年3月12日月曜日

3/12(月)の授業報告

ごめんなさいものすごく遅ればせながら、月曜日の授業報告です。

今日の幼児クラスは、セロテープと紙の工作です。
筒型にしたり、鎖のようにつなげたり、手軽にくっつくセロテープで紙をどんどんつなげていきました~。
まずは絵の具やクレヨンで画用紙に模様や色をつけてもらい、自分だけの色画用紙を制作しました。そこでもにじみや、混色を楽しみましたね。

色が乾いた紙から早速チョキチョキ。テープもペタペタ。
大小さまざまなわっかを思いついたままにつなげていったら、いつの間にかゾウさんのようになっていたり、妖精変身グッツ、ブレスレット作ったり、動物を作ったり。
できた作品は「持って帰る!」ということで、おうちの皆さんにも見せてあげてください~(^-^)

ステキな作品をいくつも作ってくれたのに、ブログ用の写真を撮り忘れてしまいました・・
こんな風に作れるよ。と先生の作品でご容赦を・・↓

少年クラスは静物デッサン(着彩)をしました。
月曜クラスは今日からスタートでしたが、振替で他のクラスで一回描いている生徒さんたちは、
今日は着彩に入りました。
淡くつけた影に色を吟味し、重ねていきながら、どうしたらあの花の色になるかな~と、慎重に着色していきました。
今日からスタートの生徒さんたち。まずは体の向き、描くときの姿勢、鉛筆の持ち方、あたりのつけ方・・・チェックポイントはたくさんあるけだ、少しずつ実践していきましょう。
でも大きくダイナミックに捉えてくれたり、奥行きを意識できていたり、なかなかよいですよ。
次回は着彩に入りたいですね。
お花よ、もう少しもってくださぃ~( >人<)

担当したのはちひろ先生でした。

2012年3月11日日曜日

3/11(日)の授業報告

じゃがじゃーん!!

じゃじゃじゃ~ん!!!
お。遠くから見てもこの女の子↑↓とっても目立っていますね。

今日はみんなが「お布団みたいだ!!」って言っていたほど大きな紙を床と壁に貼って、共同制作でした。
床の紙に泳ぐみたいにいっぱい体を動かしていた生徒さんたちも。今日はなんだかスポーツみたいでしたね。
一つ一つ丁寧に描いてくれていた生徒さんもいたのだけど、最後はみんなで塗りつぶし大作戦のようになってしまいました・・f(^_^;)
でも終わってみるとすごくきれいなのが不思議です。みんなおつかれさまでした(^-^)

大きい共同制作もして、未来の絵も完成させてもらって、忙し忙しの生徒さんも。
家族みんながいる未来の絵。
ずーっとみんな一緒だね(^-^)


今日は東日本の震災から一年です。帰りに電車がいったん停止して、黙祷をささげました。
先生は普段がじゅくのこととが友達のこととが、自分の本当に近くのことばっかりしか考えていないけど、子ども達みんながにこにこ絵を描いたり、美術じゃなくても好きなことが安心して、たくさん楽しめる日が来ればいいなぁとおもいます。

担当したのは、わだのぞみ先生とちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)

2012年3月10日土曜日

3/10(土)の授業報告

今日の土曜日クラスは、幼児クラスも少年クラスも、机の上に組んだ静物を囲んで静物デッサン(着彩)をしました。

↓ベコニアと花かんざし↓という花と
周りに色水のコップや、カラフルなナイフやスプーンが立ててあるコップなどでした。

こちらは幼児クラスの皆さんの作品。
なんと皆さん結構配置などを気にしてよく見て描いているのです。見えたままを描くって実は難しいことなのですが、自然に描き始めていましたね。
でもやっぱり見れば描けるものでもないのもそうです。どうしたら・・と悩んでいる生徒さんも。
少しずつ形を覚えていきましょうね。
今日は体験の生徒さんも来て下さって、なかなか難しい課題だったけど、自分なりにもりもりとしたベコニアを一生懸命かいてくださいました。
また一緒に制作できる日を楽しみにしていますよ~(^-^)


こちらは少年クラスの皆さんの作品。
奥行きや、リアリティ、背景にも迫っていきます。色のおきかたにもこでわっていきますよ~。
よく見てじっくり描いた分、くたびれている子も。でもその分よく描けていますよ。

ベコニアの花びら一枚一枚の形をよく見てかけています。描いているうちにだんだん混乱してきていたみたいだけど、この観察力はすごいですよ~!
こちらはナイフがコップに寄りかかっている向きがよく観察できていますね。
その間から見えるコップの形もしっかりかけています。

少年クラスは着彩もデッサンも途中なので来週も続きをしましょう~。

今日は新しくわだのぞみ先生が、幼児クラスにきてくださいましたね。にこにこおだやかでとても優しい先生でしたね。たくさんいろんなこと教えてもらおうね(^-^)

担当したのは、わだのぞみ先生とちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)

2012年3月7日水曜日

3/7(水)の授業報告

ご覧になっている、こちらの写真。
授業終わりのスタジオの一コマ。

手前にあるのが、お花と色水の静物。

そう、本日の課題は「静物課題」でした。


モチーフ(描く対象)のお花。
ともてかわいいですね。



もちろん、このかわいらしさを描くためには「よく見る」これが大事なんです。よ。
しっかりと見ていけば、お花がどういった形や色をしているか分かります。


さて、みんなの作品をみてみましょう。

色鉛筆や水彩絵の具で色を置いていった画面は、表情豊かで色彩が響き合っています。

大きく紙面に入ってきたモチーフが、堂々としていますね。
植物の生命力を感じさせる画面です。

こちらは、振替できた生徒さん。
さすがに小学生だけあって、奥行きを感じさせるところまで描けています。

にじんだように、淡い色彩。
ソフトフォーカスな画面は、見ていて癒されますね。

どーん!と大きく構成された画面。
潔い画面ですね。
僕は、これを見て描いたんだよ!と語りかけてくるような画面です。

絵の具を混色し、目的の色になるまで一生懸命に混色を繰り返した作品。
大変だったけど、そのがんばりが感じられる、良い作品です。

紙面左下にたたずむ、マーガレット。
間をあけた構図。
とてもすっきりとした、よい画面です。

十人十色の豊かな表情と色彩を持つ画面が出てきました。
同じ物を描いても、これだけ違う画面が出来上げるのは、すばらしいですね。


担当した先生は、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)